iNG 現在進行形の恋【濃縮版】


「坂本君終わったよ。チェックしてもらえる?」

それから一時間後、仕上げた資料を坂本君に確認してもらう。


「鈴宮、凄いな。これならわかりやすい」

坂本君は私の仕上げた資料を見ながら褒めてくれた。

前の職場は入力程度の簡単なものばかりだったが、仕事に役立つと思ってパソコンもかなり勉強していた。
さらに此所に引き抜きが決まった時点でデザインの方も自分なりに少し勉強した。
そのお陰か坂本君に作業を褒められた。


「鈴宮がここに呼ばれた理由が分かるよ。凄く頼りになる」

「ありがとう……」


人に仕事を褒められると嬉しい。
それが尚の事、好きな人からだともっと嬉しい……。


「俺ももう終わるから帰る準備してて?」




私は荷物を纏めながら考える。

今、オフィスは二人きり。