iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「ホラ。苦しいやろ?あれ、見たくなくても毎日見なあかんのよ?やっぱりスッキリさせた方がええよ」

「……あ」

「ん?」

「私、朝少し仕事遅れてたので早く食べちゃって仕事に戻りますね!」

私は早口で言うとお弁当を口の中に一気に掻き込む。

「逃げたな」






「鈴宮ってパソコンある程度使える?」

就業のチャイムが鳴った後、私は坂本君に声を掛けられて私はドキリとさせられる。

「うん。人並みには」

だがそんなことなんて無かったように平常心を装った。

「じゃあ今日少し残れる?昨日の遅れを取り戻したいから」

私を頼ってくれた事に胸の奥が熱くなったのと同時に、叶内さんの顔が頭を過ぎった。