iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「母さんにも聞いてもらいたいので、ついてきて下さい」

「勿論」

「莉緒、行こう」

「うん……」

仁は私の手を取ると歩き出した。

手を握ってくれている事が心強い。

会長に会いに行くと思うだけで、不安で押し潰されそうだから。


中に入ると相変わらず豪華絢爛なお家。

仁は初めて通された部屋ではなくて一階の奥の廊下を歩いていく。

心臓は緊張と不安でずっと激しい音を出してる。


絶対に会長に私の事を認めてもらいたい。

仁とずっと一緒に居たいから……。