iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「ごめんね……」

本当に情けない母親で……。

「莉緒が謝るな」

仁はそう言って私の頭を撫でた。




そして私はまたあのトランクに服を詰める。
もうこれで、このトランクは二度と使いたくない。

もう逃げるような事はしたくない。


そして飛行機で東京へ。

仁に迎えに来てもらって、東京に帰る日が来るとは思ってもいなかった。

私はこのまま東京に居られるのかな……なんて不安が襲ってくる。

その度、仁が私の手をぎゅっと握ってくれて、私の不安を拭い去ってくれた。


東京に着くとタクシーでまず仁のマンションへ行き、仁の車に乗り換え神島家へ。