iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「それより莉緒の家はあとどれくらい?」

「……家には連れていきませんから」

「まだ言うか」

私がそう返すと仁は私に振り向き足を止めた。

私はまた思わず視線を伏せる。


「本当に会っていない間に他に誰か好きな男が出来たわけ?俺からのドレスとネックレスを平気でつけられるほど」


そんな人、いるわけない……私には貴方だけ……


「でも好きなヤツが出来たとしても奪うけどな。俺はずっと莉緒だけを愛してるから」


そんな言葉で私の一大決心を鈍らせないで……。

今帰ったって、駄目なの……。


「俺と帰ろう?」

「……帰らない」

私がそう答えたのに仁は何故か嬉しそうにクスっと笑った。