iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「母親のせいだろ?莉緒の母親が、祖父さんから金を受け取ったんだろ?」

突然仁の口から出てきた言葉に私は目を見開いた。

あの会長はきっと嘘をついて、私がお金を受け取ったと仁に伝えているはず。
だってあの通帳が私名義だったから。

仁、まさか調べたの?

全てを知っているの……?


「全部知ってる。母親と絶縁したのも」

「え」

まさか、私を探すために母親にまで会いに行ってたの?


「でも、俺にはそんなのどうでも良い。俺はずっと莉緒が良いって言ってるだろ」

あんな最低な母親が居る私を……それでも私を迎えに来てくれたの……?

胸が嬉しさで締め付けられる。