あれ?
フロアに来た私は、思わず眉をピクリと動かした。
ふと鼻に届いて来た香りが気になった。
今の柑橘系の香り……仁に似てるような……
まさかね。
私はボーイの後を歩きながらついていく。
そしてボーイはVIP室の前に背筋を伸ばしてピタリと止まるとノックをし、「失礼します」と声を掛けた。
すぐに扉の奥から男の低い声が聞こえ、ボーイが扉を開ける。
「お待たせしました。ご指名のリカです」
綺麗な御辞儀をボーイがすると、私にも促し、挨拶をする。
「御指名ありがとうございます。リカと申しま――――」
丁寧に頭を下げていつも通り自己紹介をしてから笑顔で顔を上げた。
だが、私は笑顔からすぐに驚きの顔に変わり、言葉は途切れ、固まってしまった。
フロアに来た私は、思わず眉をピクリと動かした。
ふと鼻に届いて来た香りが気になった。
今の柑橘系の香り……仁に似てるような……
まさかね。
私はボーイの後を歩きながらついていく。
そしてボーイはVIP室の前に背筋を伸ばしてピタリと止まるとノックをし、「失礼します」と声を掛けた。
すぐに扉の奥から男の低い声が聞こえ、ボーイが扉を開ける。
「お待たせしました。ご指名のリカです」
綺麗な御辞儀をボーイがすると、私にも促し、挨拶をする。
「御指名ありがとうございます。リカと申しま――――」
丁寧に頭を下げていつも通り自己紹介をしてから笑顔で顔を上げた。
だが、私は笑顔からすぐに驚きの顔に変わり、言葉は途切れ、固まってしまった。



