iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

あの男に触られた感覚が蘇ってきて、体は一瞬で粟立った。

体はまた小刻みに震え出す。

恐怖で見開いたままの目からは涙が止めどなく溢れてくる。


仁、助けて……。


バスタオルに伸ばす手も震えてる。

私は髪も濡れたまま、バスタオルを体に巻いてパウダールームを出た。

そしてそのままの姿でリビングへ向かう。


何で私、仁に抱いてもらわなかったんだろ……。

綺麗な体をせめて仁に貰ってもらえば良かったのに……。


リビングへのドアを開けると仁がすぐにこちらを見た。
そして私を捉えると目を見開いた。