iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「あと亨に電話しようか?」

仁は私の顔を覗き込んで訊いた。

「あ……大丈夫です」

私は首を横に振って答えた。

だって電話したら全てバレちゃう……。


久しぶりに仁とダイニングテーブルで向かい合って座った。
一緒に御飯を食べるが、やっぱり口の中が痛くて箸が進まない。

「もう食べないのか?」

私が箸を置くと仁は心配そうに私を覗きこむ。

「もうお腹いっぱいなんです……」

お祖母ちゃん、御飯を残してごめんなさい。

「お風呂出来てるから、ゆっくりお風呂に入っておいで」

「分かりました……」