iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「荻野、丁度良いところに。よし行くか」

仁はそう言って私に手を差し出した。

「帰ろう」

そして仁は笑顔で言った。
反対の手には私の鞄を勝手に持っている。

もう私が頷くしか答えが無い雰囲気。

この雰囲気も懐かしい。

そんな笑っている仁に勝手に鼓動が反応する。


やっぱり私は貴方から離れられない……。
ダメだとわかっていても、傍にいたい……。

それに、


「初めから私に拒否権無いんでしょ」

こうと決めたら曲げない人。