iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「大丈夫ですか?」

「誰!?」

私は聞き覚えの無いその声に驚いて声のした方へ振り向きながら口にした。
目の前の人物は訊ねなくても分かった。


「警察です」

警察の制服を着ていたから。

そしてこの匂い。
病院の消毒液の匂いだ。

私はベッドの上に居た。


「何があったか覚えてますか?」


その言葉を聴いた瞬間、記憶が呼び起こされた。

そして小刻みに震えだす体。