iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「んっ!?」


が、後ろを確認する前にいきなり背後から口を押さえられた。

全身が一瞬で粟立ち、心は一瞬で恐怖で埋め尽くされた。


「お姉さん、何で泣いてるの?」


誰……?
聞いたことのない男の声。


「いつも君を見てたんだよね」


いつも?
どういう事?


私が突然の事に動けないでいると、男は私を強引に引き摺って歩き出して。

何処へ連れて行かれるの……?


「んーっ!」

声を出そうとするが、手で口をガッチリ押さえられていて声が出せない。

向かう先を横目でチラッと確認すると、そこには公園が見えた。