iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「うぅ……」

涙がどんどん溢れる。


荻野さんって凄い。

ずっとこの気持ちを抱きながら生きてるなんて……。


私は泣きながら薄暗くなってきた道をとぼとぼ歩く。


私、ずっと一人ぼっちなのかな……。

ずっと、仁をこっそり想い続けて、一人で生きていくのかな……。




「はぁはぁ……」


え?


突然、後ろから聞こえた変な息遣いに全身に鳥肌が立った。

私はその息遣いに恐怖を感じて振り返ろうとした。