iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

坂本君が会社を去った後、私は荻野さんについて営業を学んだ。

あれから少し月日は流れて、やっと暑さも落ち着きそうな九月下旬。


「フミさんもう仕事終わりそうです?一緒に帰りませんか?」

残業にキリをつけると私は隣に居るフミさんに声を描ける。

「あ。訊いてみる」

「え?訊いてみる?」

「実は昨日から水谷さんと付き合ってんねん」

そう言って照れ臭そうな顔のフミさん。

「えぇえっ!?!?」

私は驚きすぎて大きな声を出してしまった。

「莉緒ちゃんも一緒に帰って良いか訊いてみるな」

「いやいや、良いです!私が居たらお邪魔じゃないですか!私は一人で帰ります!」