iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

その日の帰り、以前に会ったスーパーの近くで偶然坂本君に会った。


「あ…鈴宮……」

坂本君は気まずそうな表情。

「じゃあ……「坂本君、一緒に帰らない?」

私は過ぎ去ろうとした坂本君に声を掛けた。

「え」

坂本君は私を見ながら目を見開く。

「だって帰る所、一緒だし、五分もない距離だし……」

「……そうだな。帰ろうか」

私がそう言うと、やっと坂本君は頷いた。

あの時と立場が逆だな。