iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

赤ちゃんがいたこと、やっぱり嘘なんかじゃないでしょ?

「私は伝えた方が良いと思います」

だってあんな愛おしそうな表情でお腹を擦ってた。
出会った頃は十センチ近くのヒールの付いた靴を履いていたのに、私に告げたあの日からずっとヒールの無い靴だった。

それに今だって……。

だから私は信じたの。

あの顔、靴に、絶対に嘘じゃないって思ったから。

「余計なお節介かもしれない……。でも赤ちゃんがいたことは大事なことじゃなかったの?」

「……貴女に何が分かるの」

「叶内さ「亨に愛されてる貴女に私の気持ちがわかるの!?」

私が言葉を言い切る前に叶内さんは言葉を被せて叫んだ。