iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「莉緒ちゃん、坂本さんと高校一緒やったんやね」

自分のデスクに戻ると隣の席に戻ったフミさんが私に言った。

「高校の時のクラスメイトなんです」

「そういうことか~」

私の返答にフミさんの表情は何故かニヤついている。
その表情に嫌な予感……

「莉緒ちゃん、好きなんやろ?」

昨日会ったばっかりの神島仁にも速効バレたし、私ってばそんな分かりやすいの!?

「ち、違います!」

両手と首を振って一応否定する。

「無駄な抵抗はしない方がエエと思うけどな?自分、鏡で今顔見てみ?赤いで?」


う…そんなに顔に出てるの……?


「……当たりです」

無駄な抵抗はせずに諦めることにした。