「立候補居ないし、坂本さんがOKならリーダー決定でええんちゃう?初めに発言したのも坂本さんだし、私も向いてると思う。反対の人がいるなら手上げてや?」
フミさんがそう訊くと、誰も反論者は居ないようだ。
「じゃあ坂本リーダー、宜しくお願いします」
水谷さんが軽く頭を下げると皆が拍手をした。
「え~……成り行きでリーダーになりました、坂本です。Aチームより良い物を作れるように皆で頑張りましょう」
坂本君を勝手に推薦してしまったが大丈夫だっただろうか。
決まった後に突如不安に駆られた。
私は隣に居る坂本のスーツの端を遠慮がちに引っ張った。
何故スーツの端にしたかと言うと、彼に直接触れるのは気が退けたから。
「ん?鈴宮、どうかした?」
すぐに気付いた坂本君は穏やかな顔で私の振り向いた。
「勝手に推薦しちゃってごめんね。迷惑だった?」
不安になった私は上目遣いで坂本君を見る。
フミさんがそう訊くと、誰も反論者は居ないようだ。
「じゃあ坂本リーダー、宜しくお願いします」
水谷さんが軽く頭を下げると皆が拍手をした。
「え~……成り行きでリーダーになりました、坂本です。Aチームより良い物を作れるように皆で頑張りましょう」
坂本君を勝手に推薦してしまったが大丈夫だっただろうか。
決まった後に突如不安に駆られた。
私は隣に居る坂本のスーツの端を遠慮がちに引っ張った。
何故スーツの端にしたかと言うと、彼に直接触れるのは気が退けたから。
「ん?鈴宮、どうかした?」
すぐに気付いた坂本君は穏やかな顔で私の振り向いた。
「勝手に推薦しちゃってごめんね。迷惑だった?」
不安になった私は上目遣いで坂本君を見る。



