iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

離れた体温が何故か寂しいなんて……まさかそんなわけがない。

気のせいだ、気の迷いだ。
私は首をブンブンと振る。

丁度一人になるし一旦冷静になろう……。
と、考え始めたところに仁が私の迷走を遮るように手を掴んだ。

「ど、どうしたの?」

仁へと振り向くと私をじっと見据えている。
その挙動にまた鼓動が速くなる。

「莉緒、今日は待っててくれない?」

「え?」

「いつも莉緒、先に寝ちゃってるだろ?莉緒と一緒にベッドに行きたい。まだ一回も一緒に行ってないから」

「……うん…分かった…待ってる……」