iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「何、その無言と表情は」

「……バカみたいな台詞だったからスルーしただけ」

そう言って顔を逸らす。

……違う。
少なくとも休みの間、完全に坂本君のこと忘れてたから。
そんな自分に驚いてたの……。

「体中にキスマーク付けてやろうか?」

その言葉に顔を向けると神島仁は怖いくらいの笑顔を浮かべていた。

「止めて!私、会社に行けなくなる!」

この男なら本当にしそうだから怖い。