諦めなきゃいけないのは分かってる……。
でも私の胸はやっぱり高鳴る。
叶内さんが違うチームになって安心している私が嫌になる……。
そして二チームに分けられた私達はチーム毎に離れて固まって座ったのだが、
しーん……
固まって座ったは良いものの、自分を含め誰も何も言わず。
「とりあえず、どうしようか」
沈黙に耐えかねた坂本君が皆に問い掛けた。
「まずはリーダーを決めるべきじゃないでしょうか?」
坂本君が提案してくれたのを無下にはしてはいけないと私は意見を出した。
「そうやな」
「そうですね」
フミさんとネームプレートに水谷と書かれている男性が賛同しながら頷いてくれた。
でも私の胸はやっぱり高鳴る。
叶内さんが違うチームになって安心している私が嫌になる……。
そして二チームに分けられた私達はチーム毎に離れて固まって座ったのだが、
しーん……
固まって座ったは良いものの、自分を含め誰も何も言わず。
「とりあえず、どうしようか」
沈黙に耐えかねた坂本君が皆に問い掛けた。
「まずはリーダーを決めるべきじゃないでしょうか?」
坂本君が提案してくれたのを無下にはしてはいけないと私は意見を出した。
「そうやな」
「そうですね」
フミさんとネームプレートに水谷と書かれている男性が賛同しながら頷いてくれた。



