iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「毎年の誕生日が待ち遠しくなるくらい」

毎年って…いつまで一緒に居られるかも分からないのに……。

でも、胸がホッコリあったかくなる。

何でだろう……。

「よく私の誕生日が分かったね」

「履歴書見れば分かるから」

あ、成る程。

神島仁は私の肩を持つと体を離して私を見つめる。

「実は夜はレストランのディナーを予約してあるんだ。だからせめて今日の夜までは北海道に居て欲しい」

「もっと早く言ってよ……」

「だってサプライズしたかったから」

眉を下げる神島仁。