「何か欲しいものある?」
「莉緒が欲しい」
そんなことが言えるなら元気ね。
「傍に居て……」
細い目で神島仁を黙って見ていたら、熱で潤んだ瞳でこちらを見ながら布団から手を出して私に差し出した。
でも、分かるな。
体が弱ってる時って心細くなる。
誰かに傍にいて欲しくなる。
差し出された手を両手で掴んで握り返すと、安堵した表情を浮かべる神島仁。
「うん…居るよ……」
あの神島仁が甘えちゃって、面倒臭いけれど何か可愛い……。
なんかお母さんになった気分。
「子供みたい……」
私の呟いた言葉は神島仁には届かなかったようだ。
神島仁から寝息が聞こえてきたから。
「莉緒が欲しい」
そんなことが言えるなら元気ね。
「傍に居て……」
細い目で神島仁を黙って見ていたら、熱で潤んだ瞳でこちらを見ながら布団から手を出して私に差し出した。
でも、分かるな。
体が弱ってる時って心細くなる。
誰かに傍にいて欲しくなる。
差し出された手を両手で掴んで握り返すと、安堵した表情を浮かべる神島仁。
「うん…居るよ……」
あの神島仁が甘えちゃって、面倒臭いけれど何か可愛い……。
なんかお母さんになった気分。
「子供みたい……」
私の呟いた言葉は神島仁には届かなかったようだ。
神島仁から寝息が聞こえてきたから。



