iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

『母さんはまず謝って下さい』

そう言ってモニターの中の神島仁は隣の美人なお姉さんを睨む。


本当に、お母さんなの……?


『先程は失礼を言ってしまって御免なさい……私、仁の母です』


先程、私に噛みついてきた威勢はどこへやら。
しゅんと大人しくなって、神島仁に言われるがまま私に謝った。


これは本当っぽいな。


私が玄関を開けると、すぐに神島仁が私に抱き着いてきた。


「莉緒!」

「ちょっと!」

私は神島仁の体を押して離した。

空気読んで!
隣にいるお母さんが私を痛いほどの目付きで睨んでるから!