iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「何しに来たの!?そのお綺麗なお姉さんとお幸せに!」

『莉緒、勘違いしてるから出てきて』

私とは真逆に冷静な神島仁。
そんな態度に益々腹が立つ。

「何を勘違いすることがあるわけ!?」

『この人、母親だから』

「え」


母、親……?

この美人なお姉さんが……?


「嘘……」

『嘘じゃないよ…』

「いや…だって…、どう見たって二十代後半くらいのお姉さんにしか見えないし……」

『あら…中々素直で良い子じゃない』

私の言葉に意表を突かれた表情をした後、嬉しそうに笑顔で答えるお姉さん。
その顔が神島仁の顔とダブって見えた。