iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「そうね、忘れてたわ。これを受け取っとかないと、ストーカーにでもなったら大変だったわ」

彼女は私の手から乱暴にカードキーを抜き取った。

「では失礼します!さようなら!」

「ごきげんよう。二度と会うことは無いでしょうけど」

美人なお姉さんはキラキラと眩いほどの笑顔。

「そうですね!」


騙されてた自分にも腹が立つ!


何が、莉緒が初めて本気になったヤツだよ。

きっとアイツがいつも女に使う常套句だったんだ!

もしかしたら夜遅いのだって女と会ってたからかもしれないし、今だって他の女に会いに行ってるのかもしれない。

あ。だから寝室に枕が二つあったのか?

私が恋愛初心者だから騙せるとでも思ってたに違いない!


あんな男に押し倒されなくて良かった!