「今日ももう出るの?」
「あぁ」
「……これ、お弁当」
「ありがとう。行ってくるな」
「……行ってらっしゃい」
そう言うと神島仁は私の唇に勝手にキスを落とす。
今日も神島仁は朝の七時に出て行った。
昨日私はまたあのままソファーで寝落ちしてしまった。
文句の言えなかった私はお弁当にささやかな反抗をしてやった。
お昼に驚くが良い。
昼休憩中、スマホが鳴った。
画面を見ると神島仁からのメール。
私は返事が気になり素早くスマホを操作してメールを開ける。
『お弁当に面白い事、書いてあった。笑えたよ。でもありがとう。』



