「……莉緒、こんなところで寝たら風邪引くぞ?」
風邪?
「え」
私はその声に意識を一気に覚醒させ飛び起きた。
「あれ!?私、寝てた!?今何時!?」
いつの間にかソファーで寝てしまっていた私。
神島仁の手が私の肩に乗っていた。
「もうすぐ零時。莉緒の声が聞きたかったから起こしちゃった、ごめん」
「零時!?」
この人、何時まで仕事してんの!?
「お疲れ様。明日も仕事だからお風呂に入ってきて?」
色々言いたいがそれはあとだ。
「ありがとう。今日のお弁当も美味しかったよ。用意してくれた御飯はごめんな。明日の朝に食べるから。じゃあお風呂に入るから、莉緒はベッドに行って先に寝てて」



