朝、緊張からいつもより早くに目が覚めた。
「今日は一帳羅のスーツを着よう」
気合いを入れるため、一帳羅のスーツに袖を通す。
今日は今の案件のプレゼン会の日。
林さんと二人で作り上げた企画書。
上手く行くかはわからない。
でもDチームには負けたくない。
朝礼の後すぐにミーティングルームに入ってプレゼン会。
「まずはCチームから」
「はい」
私は立ち上がり、前へと向かう。
緊張で心臓が喉から出そうだけれど、頑張ってくれた林さんのためにも私が頑張らないと。
神島仁を一瞥すると、エールを送ってくれたのか口角を上げて私に笑ってみせた。
私を信じてこのチームに入れた事、そしてこの引き抜きチームに入れてくれた神島仁のためにも頑張るんだ。



