iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「ここ、ちょっとインパクト少なくないと思いません?」

私はパソコンの画面を指差しながら林さんに訊ねる。

「確かに…もう一捻りしてみましょうか」

「そうですね」

林さんは私に頷き、自分のパソコンとにらめっこを始める。

残りのメンバーはいつも通り黙ったまま。
でも私達は分かっていて放置。

「鈴宮さん、今日も残業しますか?」

「はい」

「では私も一緒にやらせて下さい」

「勿論」


それから他のメンバーはまともに企画書に関わることもなく、荻野さんにたまに助言を貰いながら、私は林さんと最後まで作り上げた。