iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「鈴宮さん、ちょっとお話したいんですが良いですか?」

帰ろうと荷物を纏めているところに荻野さんがやって来た。

「え?良いですよ」

「ここではあれなのでミーティングルームに」

「分かりました」


荻野さんから声を掛けられたのは初めてだ。
一体何の話だろう……。


「仁に本気になったんですか?」

「え?」

「一緒に住んでると聞きました」

「あ…はい」

「本気なんですか?」


どうやって、答えるべきか。
坂本君から逃げるために神島仁の家に逃げ込んだなんて言い難いし……。