iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

目を瞑っているせいだろうか。
神経が研ぎ澄まされて、神島仁の近付いてくる足音にもドキドキする……。

近くでその足音が止まると、ギシッとベッドが沈むような音。
その後に突然頬に何かの感触。

これ……きっと神島仁の指だ。

私は内心ビクッとしながら、バレないように目を瞑り続ける。

神島仁はそんな私の頬で遊ぶように指先を動かす。

く、くすぐったいんですけど……。


「莉緒、おやすみのキスしてないよ?」

知りませんよ。
私は約束してな―――「んっ!?」