iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「俺は早目に会社に行くことが多いから。ここからなら会社まで歩いて十五分位だし、莉緒はゆっくり歩いておいで。あ、ちゃんと人が多い大通り歩けよ?夜道は気を付けて。あと夜は何時に帰るかは日によってバラバラだから、寂しいかもしれないけど莉緒は先に食べてて、ごめんな」

後ろからは申し訳無さそうな声。

「分かった。でも一応御飯は準備しとく」

「ありがとう」

仕事なら仕方ないしね。

「そういえば朝はいつも何時に起きてるの?」

「仕事の日は六時位だな。休みは少しのんびりして七時位」

「了解」

「あとこれ渡しとく」

私の前に一枚のカードが現れた。

「これで買い物は済ませて」

それはお金持ちしか持てない真っ黒いクレジットカード。

「は」