iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「ごめんなさい、お待たせ」

「大丈夫。今来たばかりだから」

テーブルの傍に立って居た神島仁は私を見ると微笑む。

「服、似合ってる」

そう言って神島仁は笑顔でいつも通り、褒めた。
確かに貴方の仕立ては良いです。
このブラウスもロングスカートも私に合っている。

ちらりと神島仁を見ると既に着替えていた。
私はいつも見てるスーツ姿なのに、何故か彼の艶麗なスーツ姿に私は息を呑んでしまう。

きっとこれもスウィートルームの魔力だ。


「……ありがと」

私はドキドキする鼓動を抑えながら目を伏せて御礼を伝えると、神島仁が椅子を引いた。

「朝食を食べよう」