iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

私は必死に生きてきた。
恥じるような人生を送ってるつもりはない。

私が庶民だから見下してるのかと思ってた。
庶民以前に、家が母子家庭で、私が高卒だから駄目だって事なのね。

私は勢いよくソファーから立ち上がる。


「帰らせていただきます」

私は真っ直ぐ会長の目を見て告げる。


「物分かりの良い女性で安心したよ。車を出そう」

会長は満面の笑みを浮かべている。


でも会長、安心して。
私達の関係は嘘だし、結婚は神島仁が勝手に言ってることだから。