iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「莉緒は俺を選んだんだから覚悟決めろ。もう着いたから」

神島仁にそう言われて前を見た私は、目の前に現れた建造物に呆然とする。

「……は?」

建っているであろう家はここからじゃ全く確認出来ず、侵入者をはばかる大きな威圧感漂う門しか見えないから。

監視カメラが付いているのか、そのまま止まっていると数秒後に自動で門が開いた。

もしかして何も教えてくれなかったのは私が逃げ出さないように?

なんて卑怯な男!


そしてその門が開くと漸く家が見えたのだが……


「はぁ!?」

やっと見えた家は、家なんて言葉じゃ言い表せないほどの大屋敷。

それより玄関どこ?

門から家まで何メートル…いや、何十メートルあるわけ……?
門から玄関まで車で移動する家なんて聞いたこと無いんですけど……。


私の目と口は開きっぱなし。