「じゃあ行って来る」 食べ終わった後、準備を終えた神島仁がソファーに座っている私に言った。 「お仕事頑張って下さい」 立ち上がることもせずにそう言うと、 「玄関まで送り出して」 と不機嫌な顔で言う神島仁。 ホント面倒な男ね。 立ち上がり、玄関まで一緒に行く。 靴を履いたのを確認すると私は言う。 「ではお仕事頑張って下さい」 そう言って私は神島仁の言葉を待たずに踵を返そうとしたら、 ガシッ! 神島仁が私の肩を掴んだ。 そして私を壁へと追い込む。