温かい…… ポカポカする…… 『莉緒』 誰かが私を優しく呼ぶ声が聞こえる。 『起きて?』 もう少しだけ、このままで居たい。 「もう少しだけ……」 私の呟きにクスッと笑いを溢した声が聞こえた気がした。 髪を優しく撫でられてる? それが凄く心地好い。 『キスして良い?』 その言葉に私は微睡みから意識を完全に覚醒させ、勢いよく瞼を開けて勢いよく体を起こした。