iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「是非ともまた飲もう、鈴宮君!」

「嬉しいです、堀川専務」

気に入ってもらえたようだ。
とりあえず役に立てたのかな?




「莉緒、お疲れ様」

専務を見送った後、神島仁が私に声を掛けた。

「お疲れ様でした。でもただお酒飲んでただけでしたけどね」

「これも仕事。莉緒のお陰で新しい契約取れそうだ」

神島仁は満面の笑み。
お酒が飲めることが仕事の役に立つとは思わなかったな。

「お役に立てて光栄です」

私は軽く頭を下げた。

「じゃあ送ってく」

「大丈夫です。まだ電車もあります「莉緒を夜道一人で歩かせられるわけないだろ」

神島仁は別れの言葉を出そうとした私を遮り引き留めた。