「神島さん、なんやったの?」
席に戻ると呼び出された事が気になったのかフミさんが訊いてきた。
「今日の夜、取引先との会食に私を連れて行くって……」
「凄いな、莉緒ちゃん」
私の言葉に驚いた顔のフミさん。
「いや、でも、あの人なら下心付きで私に声を掛けたのかも……」
仕事だとは言われたが、未だ疑心暗鬼。
「それならそれでエエやん。神島さんに押し倒されてみたら?坂本さんのこと、綺麗さっぱり諦められるかもよ?」
フミさんは気持ち悪いほどのニヤニヤ顔。
「他人事だからって簡単に言いますね……」
私は少し目を細くする。
「他人事やもん」
「……」
でも良かった。
今日は断れる口実が出来て。
私は坂本君と残業しなくて済んだことにホッと胸を撫で下ろした。
席に戻ると呼び出された事が気になったのかフミさんが訊いてきた。
「今日の夜、取引先との会食に私を連れて行くって……」
「凄いな、莉緒ちゃん」
私の言葉に驚いた顔のフミさん。
「いや、でも、あの人なら下心付きで私に声を掛けたのかも……」
仕事だとは言われたが、未だ疑心暗鬼。
「それならそれでエエやん。神島さんに押し倒されてみたら?坂本さんのこと、綺麗さっぱり諦められるかもよ?」
フミさんは気持ち悪いほどのニヤニヤ顔。
「他人事だからって簡単に言いますね……」
私は少し目を細くする。
「他人事やもん」
「……」
でも良かった。
今日は断れる口実が出来て。
私は坂本君と残業しなくて済んだことにホッと胸を撫で下ろした。



