iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「俺はずっと鈴宮が好きだ……」


私はその言葉に大きく目を見開く。

心臓は今日一番大きく鳴った。

私の視界がユラユラと揺れ始める。


「卒業式の日、俺は告白するつもりだった。鈴宮も俺と同じ気持ちだったんだろ?」


同じ気持ちだった。


「鈴宮の気持ちを聞きたい。もう俺にはチャンスは無い?」


でも、今は状況が違う。


「だって、叶内さんは……?」

私は震えを必死に抑えながら言葉を出す。


「何とも思ってない」


心が一気に嵐のようにざわめく。