iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

神島仁は要らないわよね。
ドン引きしてるくらいだし。


「やっぱり俺の目に狂いはない」

「え?」

その言葉に手を止めて顔を上げると、神島仁は私を微笑むように見ていた。


「俺、自慢じゃないけど人を見る目には自信があるんだ。やっぱり莉緒は良い女だ」

そして神島仁はとびきりの笑顔を見せてきた。


「い、いきなりなんですか……。私みたいな庶民な女が物珍しいだけでしょ……」

私は神島仁のストレートな言葉に気恥ずかしくなり、彼から視線を料理へと戻す。

「違う。莉緒はしっかりしてる」

「まだ知り合って四日で何が分かるんですか……」

「わかるよ」


この人、何でいつもこんなに自信満々なんだろう。

本当に変な人。