iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

私の行動にドン引きしたのだろうか。
そりゃ社長の息子だもんね。
腐るほどお金あったら持ち帰る必要無いわよね。


「御飯の神様が居るんですよ。残したら『勿体ないオバケ』が出るんです」

私は目の前で唖然とし続けている神島仁に言った。

「死んだお祖母ちゃんが良く言ってた台詞です。お米だってお百姓さんが一生懸命作ったんです。食べ物を大事にしなさいって事です」

神島仁は私の話を無表情で聞いている。
貧乏なやつはだとでも思っているのかしら。

「失礼します。お持ちしました」

そこに店員さんがパックを持ってきてくれた。
私はパックを受け取ると料理を詰める。