赤い薔薇 黒い薔薇
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*.りりうさ.*/著
- 作品番号
- 1495690
- 最終更新
- 2018/03/26
- 総文字数
- 1
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 1
- いいね数
- 0
この世界には、「赤の国」と「黒の国」が存在しています。その赤い国と黒い国は、昔から仲が悪く、度々紛争がおこりました。今でもそうです。その赤の国の姫と黒の国の姫は、二人の間にある青い国の王子に恋をしました____
「また紛争が起こったのか」
青い国の王子は顔をしかめて言った。
「はい…今度は舞踏会を行うお城の取り合いで…」
「はあ…」
赤の国と黒の国はよく対立する。その内容はいつもつまらなく些細なことで、そのふたつの国の間にある国、ココ、青い国の近くでよく紛争が起こる。そして、その紛争はとても厄介だ。__この紛争は始まってからいつまでも収まらない。
「今すぐやめてくれと申し出てくる」
「王子!ダメです、私たちが行きます」
「…そうか。」
王子は椅子に座って任せたぞと呟いた。そして一斉に家来は頷いた。
「…あの国に連れていかせたら王子が何をされるかわからん!」
「特に黒の国はね…」
コソコソと家来たちが話し始めた。
__王子はその噂を知っていた。
「…どうだった」
「赤の国と黒の国の家来に今すぐ紛争をやめさせるよう言ってきましたぞ!」
「それは何よりだ」
王子は目を瞑って手を組んだまま動かない。
「どうかされたんですか?」
「いいや。」
家来たちは首をかしげた。
「噂とは怖いものだな」
王子が口にしたこの言葉はまだ誰にも意味がわからなかった。
「また紛争が起こったのか」
青い国の王子は顔をしかめて言った。
「はい…今度は舞踏会を行うお城の取り合いで…」
「はあ…」
赤の国と黒の国はよく対立する。その内容はいつもつまらなく些細なことで、そのふたつの国の間にある国、ココ、青い国の近くでよく紛争が起こる。そして、その紛争はとても厄介だ。__この紛争は始まってからいつまでも収まらない。
「今すぐやめてくれと申し出てくる」
「王子!ダメです、私たちが行きます」
「…そうか。」
王子は椅子に座って任せたぞと呟いた。そして一斉に家来は頷いた。
「…あの国に連れていかせたら王子が何をされるかわからん!」
「特に黒の国はね…」
コソコソと家来たちが話し始めた。
__王子はその噂を知っていた。
「…どうだった」
「赤の国と黒の国の家来に今すぐ紛争をやめさせるよう言ってきましたぞ!」
「それは何よりだ」
王子は目を瞑って手を組んだまま動かない。
「どうかされたんですか?」
「いいや。」
家来たちは首をかしげた。
「噂とは怖いものだな」
王子が口にしたこの言葉はまだ誰にも意味がわからなかった。
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