もう恋愛は懲り懲りだと思っていたら菜花と出会った。

菜花はドジだけど頑張り屋で言ったことを必ず守る。
不器用だけど最後までやり遂げる芯の強い子だった。

自然と彼女を目で追うようになり社長から弟のパーティに気になる女性でも連れてこいと打診された。

せっかくのチャンスだと思い菜花を誘い一歩関係が進んだとおもったら邪魔が入った。


「で、お前花音さんどうするんだよ」
と優晴に聞かれたので

「正直に話すよ。
菜花が好きだから、婚約破棄してください。
というか、もう破棄になってるのに今更なに言ってるのって。」
と俺ははっきり言う。