7年ほど前のこと 俺はまだ大学生で花音さんは俺の後輩だった。 美人で有名で尚且つ四宮財閥の令嬢。 婚約の話が出る前から知っていたので俺と付き合ってくれて幸せだった。 だか、彼女は俺よりも年上の実業家と二股をかけていたそうだ。 御曹司とはいえど、ただの大学生だった俺はあっけなく捨てられた。 そんな時優晴と俊は俺を支えてくれた。 自分の会社で働くようになり、仕事に打ち込む事で気がまぎれて花音さんのことを忘れていた。