「何もしてないって。 彼女、兄貴を狙う女どもから助けてあげただけ。 これからは側にいてあげろよな。」 といって片手をひらひらさせながらその場を後にした。 なんか、嵐のような人だなと思いつつ 「一人にさせて悪かった。 もうおわったから家におくる。」 と恭介さんは私の手をつかんでパーティ会場を出た。 その姿をよく思ってない人がいるなんて知る由もなく…