海岸通り 〜文治と由以香

「 そうかなぁ〜? 」



「好きじゃなかったら、あんなに由以香にからむはずないよ↑」




「文治が、もしごめんって謝ったら…

そこから仕切り直し出来たらなぁって、考えることある…

フツーに友達にはなりたいんだ…」




「だよねぇ↑ あいつ、ウケるし、腹の皮よじれるくらい人笑わせて

女子にも人気あるし↑…

文治と勇二人いたら強烈だよねぇ↑

一瞬引いてしまうけど、その後あいつらのツボにはまってしまう、あはは

小学校から悪かったんだって?」





「悪いなんてもんじゃないよ〜!

だってさ、小六で飲酒喫煙だよ? ビーチパーティだよ? 考えられる?

浜で酔い潰れて波にさらわれそうになったり

爆竹発砲事件起こすし↓」




「 爆竹発砲? 」




「商店街でね、爆竹、何百発もパンパンパンパン投げ付けて

しかも夕方の一番混雑してる時間よ?

も〜!凄かったよぉ〜!

火薬の臭いは充満してるし、耳痛いし、

何処からあんなに大量の爆竹集めてきたんだろ?」




「あははは〜↑ なんか想像出来る〜↑」