「…由以香? 俺…
小学校では悪かったな…
由以香いじめ過ぎた…
由以香好きだからいじめてた…」
「 うん‥‥? 」
「好きで､友達なって､一緒遊びたいけど
由以香､ちっとも俺とからんでくれんし､無視するし…」
「由以香が嫌いだからいじめてたんじゃないの?!」
「 ぇ? なんで? 」
「由以香はずっと文治に嫌われてるって思ってた…」
「え〜っ!? 違う違う､好きで好きでたまらんでいじめてたんだよっ!」
「もぅ〜っ!! 文治のばかぁ〜っ!!」
痛っ! 耳に響くっ!
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
電話の向こうで泣き出す由以香…
「ごめ〜ん…由以香､ごめん…」
「 許さ〜ん 」
泣きながらべそかく由以香…
「俺､由以香にひとめぽれして､すぐ仲良しこよししたかったけど
由以香がちっとも俺､相手してくれんから
なんとか由以香の関心惹きたくて､好きの裏返しでいじめてた…」
「友達なろうって素直に言えばよかったじゃない」
「んなこと､こっぱずかしくて言えるか?」
小学校では悪かったな…
由以香いじめ過ぎた…
由以香好きだからいじめてた…」
「 うん‥‥? 」
「好きで､友達なって､一緒遊びたいけど
由以香､ちっとも俺とからんでくれんし､無視するし…」
「由以香が嫌いだからいじめてたんじゃないの?!」
「 ぇ? なんで? 」
「由以香はずっと文治に嫌われてるって思ってた…」
「え〜っ!? 違う違う､好きで好きでたまらんでいじめてたんだよっ!」
「もぅ〜っ!! 文治のばかぁ〜っ!!」
痛っ! 耳に響くっ!
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
電話の向こうで泣き出す由以香…
「ごめ〜ん…由以香､ごめん…」
「 許さ〜ん 」
泣きながらべそかく由以香…
「俺､由以香にひとめぽれして､すぐ仲良しこよししたかったけど
由以香がちっとも俺､相手してくれんから
なんとか由以香の関心惹きたくて､好きの裏返しでいじめてた…」
「友達なろうって素直に言えばよかったじゃない」
「んなこと､こっぱずかしくて言えるか?」
