恋人として貴方に最低限にできること



「…元大、俺お前のこと本気なんだ…」



結局お父さんは帰って来なくて
俺は和樹の家でこっそり泊まることにし、一線を越した。


和樹との初夜は、快感に溺れて、父さんとする時とは違う痛みを感じた。
和樹の甘い言葉に溺れて、俺は女役になった。

俺はアナルセックスは父からのレイプで経験があるので、初めてではないが、和樹は処女だと思っているので合わせていく。
俺の中は、女の穴よりキツかったらしい。

愛し合いながら一連の流れを通した。

父さんとする時は胸が痛む。
ズキズキして、あの痛みはとても嫌いだ。

対して、和樹とする時も胸が苦しくいっぱいになった。
愛おしく、恥ずかしさや他の人に和樹を取られると考えた時の恐怖や嫉妬が入り交じって、胸がチクッとした。心地良い痛みだった。

交わったベッドの隣に置いた炭酸の抜けたコーラを和樹が飲み干す。
「適当に好きな時寝て、俺は寝るから。おやすみ。」
そう冷たく言い放ってシャワーも浴びないで寝る体制に入ってしまった。

あぁ、賢者タイムだ…
あんなに情熱的だったのが嘘みたいにいきなり素っ気なくなる和樹。

賢者タイムは、
セックスをした後オスが本能的にパートナーを周囲の的から守るために警戒をしている、
という理由からあるものだと聞いた事がある。

そういう考え方だと
俺を守ろうとしてくれてるこの人が愛おしい。

今日は和樹の知らない一面たくさん知ったなぁ…

嬉しさとともに行為をしたあとの疲れがどっと出てきた。
俺も一応男だし、父さんとシたときはイかないから例外だが、普通にオナニーをした後とかは賢者タイムになる。

…寝よ。



明日は土曜日。